なぜ鬼滅の刃がこれだけヒットしているのか?!筆者が考える理由3選!(アニメ版)
アニメ放映が終了してからもなお、大ヒットの作品「鬼滅の刃(きめつのやいば)」
どうしてこれだけヒットしたのだろうか?
その理由を筆者なりに検証したいと思います!
ヒットの理由その①
主人公が圧倒的に理不尽な境遇にさらされ、それでもなお前向きに立ち向かっている。
これはおもしろい作品に共通する特徴のひとつでもあると思っています。
【ここからネタばれ注意】
ーーー第一話で、主人公の竈門炭治郎が家を離れている間に、家族が全員鬼に殺される。まだ息があった妹の竈門禰豆子 (かまどねずこ)を雪が積もるなか必死で運ぶ。途中で禰豆子が目を覚ますが、鬼になっていて炭治郎を食べようとする。
鬼になった禰豆子に対し炭治郎はなんとか自制心を呼び覚まそうと、呼びかける。
そこへ鬼殺隊の富岡義勇が現れ鬼、つまり禰豆子を殺そうとする。
必死に抵抗する炭治郎。
「禰豆子は人間を傷つけない、必ず鬼から人間に戻してみせる。」
聞く耳をもたない義勇だったが、自分が死んでも禰豆子を助けるための捨て身の作戦と、炭治郎を守る姿勢を見せた禰豆子を見て、殺さずに守ろうと決意するーーー
家族が皆殺しになっていただけでも理不尽さMAXだと思うんですが、それに加えて妹が鬼になってしまった•••。けっこうエグい始まりですよね。この第一話であっという間に引き込まれます。
ヒットの理由その②
シリアスとコミカルのバランスが絶妙
鬼と人間が戦う話しなので、物語全体が重暗くなりそうなのですが、ちょいちょい気が抜けるコミカルなシーンが挟まります。
その挟み方が斬新で、重い話のあとに軽い話
、というわけではなく、緊張生きるか死ぬかの切羽詰まるシーンの真っ只中に間の抜けたセリフや掛け合いを挟むのです。
屋敷の中で筒を叩いて空間の向きを自由自在に操る鬼と戦ったときの炭治郎の心の声が印象的でした。ひとつ前の戦いで骨折しており、次々に繰り出される技に飛んで回って壁に打ち付けられながら必死にスキを伺っている炭治郎の心の声。
「体中が痛い。俺は長男だから耐えられるけと、次男だったら耐えられなかったかもしれない」
•••え?ってなりますよね。
観ている側の感情がバグります。
こういうことが何回もあって、この炭治郎の緊張感のあるシーンに緊張感のない心の声が絶妙に絡み合って、視聴者の心をわしづかみにしたのだと思います。
ヒットの理由その③
炭治郎の声が花江夏樹さん
主人公の声を、アニメをよく見る方は言うまでもない有名声優、花江夏樹さんが担当しています。
アニメの良し悪しは、もちろん話の展開や演出もありますが、個人的にはやっぱり声優さんだと思います。
鬼滅の刃の特徴でもありますが、普段もバトルシーンも炭治郎の心の声かめちゃくちゃ多いです。
心の声から、炭治郎が本当に家族思いで、意志が強くてガッツがあって仲間思いでいいヤツであることがひしひしと伝わってきます。そしておちゃめな一面もあります。
マンガの世界の炭治郎に、そんな主人公の感情が最大限伝わるような声を吹き込んだのが花江夏樹さんです。
他にも多くの作品に出演されていますが、有名なところで東京喰類(トーキョーグール)の主人公金木役でしょうか。こちらも主人公か理不尽な境遇に陥り、並々ならぬ努力をして強くなっていきます。
まとめ
というわけでここまでいろいろと書いてきましたが、要はコレです。最高に面白い物語と、絶妙なバランスと最高の声優陣が揃っている、ということ。
アマゾンのprime会員なら無料でアニメが観れるので、是非観てみてください。
以上、鬼滅の刃が大ヒットした理由3選でした!